介護業界

実は知らないことがたくさんある!?

✻目次✻

~今とこれからの高齢社会~

高齢社会になっている今現在、
これから先はどうなるのか…
将来の社会を想像してみましょう。
~暮らし~

自宅で暮らしている方は
どのくらいいるのでしょうか。
自宅での暮らしを支える人は…?
~サービスの種類~

これからの社会に必要な
「在宅介護支援」
について

3人に1人が65歳以上に!?

日本の総人口は1億2,495万人

令和4年の総人口に占める65歳以上の割合(以下、高齢化率)は29%(図1)
それが…
令和19年の高齢化率は33.3%になると見込まれています。

なんと国民の3人に1人が65歳以上になるということです!

図1

最期まで自宅で暮らしたい!

【自宅での暮らしについて】
65歳以上の者のいる世帯は全世帯の約半数(令和3年現在)(図2)

【介護者について】
要介護者等から見た主な介護者の続柄を見ると…
同居が54.4%

そのうち主な介護者の年齢について見てみると…
男性は72.4%、女性は73.8%が60歳以上
「老老介護」が進んでいる

図2

【要介護者について】
令和元年の同居している主な介護者のうち
「必要な時に貸す程度」が47.9%と最も多い

一方で、介護度別にみると要介護3以上では
「ほとんど終日」が最も多い

<要介護度5の場合>(図3)
ほとんど終日:56.7%
半日程度:12.8%
2~3時間程度:7.9%

図3

【人生の最期の迎え方】
日本財団が行った全国調査で行われた、
「あなたは、死期が迫っているとわかったときに、人生の最期をどこで迎えたいですか」という問いの結果(図4)

1位 自宅 58.8%
2位 医療施設 33.9%
3位 介護施設 4.1%

➡自宅で最期を迎えたいと思う人が半数以上であった。

図4

自宅での暮らしの実現には…

これまでのまとめとして、自宅で暮らし、介護を要する人は
自宅で最期を過ごすことを望む人、家族に介護されることを望む人など様々な考えを持つ方がいらっしゃいます。
自宅で暮らしながら介護を受けている人が多く、今後ますます進んでいく高齢社会によって自宅で暮らす高齢者は増えていくと考えられます。
そんな「自宅で暮らしたい人」を支え、実現させることができるのが在宅介護を担う、家族や地域の方々、医療・介護スタッフです!

在宅介護サービスとは?

【在宅介護サービスとは?】

・訪問型サービス ・通所型サービス ・福祉用具、住宅改修 
などがあります。

その中でも今回は訪問型サービスの中の一つである訪問介護を少しご紹介します。

《訪問介護》
✻身体介護✻
食事、入浴、排せつ介助など直接身体に触れるサービス
✻生活援助✻
掃除、洗濯、調理、買い物など直接身体に触れないサービス
✻通院等乗降介助✻
通院の際の車両への乗車・降車の介助など

介護サービスと言っても本当にたくさんの種類があるのです!

他にはどのような種類があるのだろうかと気になった方は
ぜひ調べてみてください!
知っておくことで、いつか役に立つ時が来るかも⁉

【レスパイトケアとは?】

介護分野におけるレスパイトケアの意味は「在宅介護を行う家族がリフレッシュすること」です。

《目的》
在宅介護を支える家族に息抜きをして休んでもらいます。

《効果》
〈介護者の負担軽減〉
在宅介護を支える家族の負担を軽減し、在宅介護を続けられやすくなる。

〈介護を受ける人の負担軽減〉
家族に対して申し訳ない気持ちなど精神的負担を感じることがあるため、家族と離れ、負担の軽減によってリフレッシュしやすくなる。

在宅介護サービスは
介護を受ける人、介護者の精神的なケアにもつながるのです🌸

【参考・引用】
内閣府,令和5年版高齢社会白書(全体版),令和5年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府 (cao.go.jp)
日本財団,人生の最期の迎え方に関する全国調査結果 | 日本財団 (nippon-foundation.or.jp)

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